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2009年12月23日

オーナー/GUGGENHEIM MAFIA

お久しぶりです。
本厚木グッゲンハイム・マフィアのオーナー、桑澤です。
 
久々のブログ。
店名の由来とか書いてみます。
長文っすよ!(笑)
 
『GUGGENHEIM MAFIA』
 
1986年、神奈川県厚木市にOPENしたGUGGENHEIM MAFIA(グッゲンハイム・マフィア)。
 
特徴的ともいえるこの店名は、ニューヨークのグッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)
に由来します。
皆さん、グッゲンハイム美術館知ってますか?
知らない方も画像を見れば
『おぉ〜見たことある!』なんて?
 
身近なところで、映画『メン・イン・ブラック』の冒頭のワンシーンでウィルスミスとエイリアンが追いかけっこする建物覚えてますか?
あの建物がニューヨークのグッゲンハイム美術館です。
 
まずはその、グッゲンハイム美術館を管理運営する、ソロモン・R・グッゲンハイム財団の創立者、ソロモン・R・グッゲンハイム(1861年 - 1949年)とグッゲンハイム美術館について。
 
ソロモン・R・グッゲンハイムの父、マイヤー・グッゲンハイム(1828年-1905年)は、ドイツ系ユダヤ人でスイスで生まれ、1847年アメリカへ移住し、鉱山経営で成功し大富豪となり、「鉱山王」と呼ばれるようになった。
息子であるソロモン・R・グッゲンハイムも家業を継ぎ成功し、1919年引退後、美術品蒐集家となり、1937年、ソロモン・R・グッゲンハイム財団を設立。
2年後の1939年、ニューヨークのマンハッタン東54丁目24番地にグッゲンハイム美術館を開館。
以後、ニューヨーク近代美術館とともに現代美術の発展普及に大きな役割を果たした。 5番街の現在地へ移ったのは、1949年のことで、あの特徴的な外観をもった建物は、1943年に、建築家フランク・ロイド・ライト(1867年 - 1959年)に建築設計が委託され、翌年には建築設計案を作成したが、建設に取り掛かるまでには紆余曲折(うよきょくせつ)があり、創立者のソロモン・R・グッゲンハイムは没年である1949年、設計案をようやく承認した。
それから建物の完成まで、さらに10年間の歳月を要し、ようやく完工したのは、フランク・ロイド・ライトの没年である1959年で、死後半年後のことでした。。
ソロモン・R・グッゲンハイムもフランク・ロイド・ライトも建物の完成を見ることなく他界してしまったのでした。
ここまで時間がかかった理由のひとつに、あの特徴的で前例のない建築物に対し、ニューヨーク市当局が建築基準法に触れる為、許可を出すのを渋ったからともいわれています。
 
余談ですが、ソロモン・R・グッゲンハイムは10人兄弟で兄弟の一人に身近な映画に描かれた人がいます。
映画「タイタニック」で高貴な老夫婦が脱出に諦め、正装し沈没するタイタニック号に留まるシーン憶えてますか?
あの老紳士が、ソロモン・R・グッゲンハイムの弟のベンジャミン・グッゲンハイム(1865年-1912年)です。
 
GUGGENHEIM MAFIA(グッゲンハイム・マフィア)は、1959年に開館した由緒ある当時時代を象徴する建造物であった美術館、グッゲンハイム美術館に敬意を込め、現代美術品とは違う、その時代に創られ大衆に消費されたあらゆるモノを飾るレストラン&バーとして営んでおります。
そう、40年代末から60年代中頃までのミッドセンチュリー・アンティークが展示されたミュージアムといったところでしょうか?(笑)
店内天井にいたるところにある、雲形の装飾もニューヨークのグッゲンハイム美術館の「かたつむりの殻」とよく形容される螺旋状の構造をもった建築物のデザインに影響され造ったものです。
 
次回のブログは、建築家フランク・ロイド・ライトについて書きますね〜
 
ここまで読んでくれたアナタ!
ありがとうございます!
 
もっと詳しく知りたい方は、ご来店頂き、オーナーの桑澤を呼び出し下さい〜
 
あっ、何故『MAFIA』なのかを書き忘れました〜
 
それはまた後日!
 
でわっ♪
 
posted by GUGGENHEIM MAFIA at 12:48 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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