
本厚木グッゲンハイム・マフィア三代目オーナー桑澤です。
HAMBURGER(ハンバーガー)
私にとって、熱くなる食べ物です。
「ハンバーガーと私」
話せば長くなりますので2回に分けて語らせて頂きます。
さかのぼること…
10代なかば,高校生の頃。
「将来、オレはダイナーをやるんだっ!そして毎日ハンバーガーを作るんだっ!」
なんて夢を漠然と持ち、ハンバーガーに恋焦がれ(笑)幼いなりに研究などをしていました。
どこそこのバーガーは、どーだこーだ。
新しくバーガー屋が出来たから、行ってみるとかみないとか。
ハンバーガーに対する思いはつのり、20代になり、アメリカに行く機会が増えると
必然的に本場のダイナーのハンバーガーを食べる機会も増え、思いは爆発!
資料の収集、レシピの研究などに拍車が掛かる20代を過ごした私は、
30歳になり、神から与えられた使命により(?)この、グッゲンハイム・マフィアを主宰する事になりました。
私が主宰するようになり、今までとは打って変わり、私の作ったハンバーガーは、店の看板メニューとなり、遠方からお客様が、わざわざハンバーガーを食べに来て頂けるほどになりました。
さて、ハンバーガー。。。
「美味しいハンバーガーを作ろう!」
私の場合、思うのですが…
食べ物って、食材、調理、食べるシチュエーション、そして、そのすべてを食べる人に相応しいようによく考えて作る。
その結果、美味しいモノ(美味しく食べれるモノ)が出来上がる…
たとえば、お金や手間にいとめをつけず揃えた食材で、凝りに凝った調理をした○○を高級料亭や高級レストランで食べるよりも、
食べる人にとって相応しいシチュエーションで食べるコンビニで買った○○の方が美味しく感じてしまったりするのは、
その時、その人にとって○○は、シチュエーションが重要だということ。
いくら高いお金を出しても美味いものが食べられるとは限りません。
味覚だって、人それぞれ。好き嫌いだってあるでしょう。
ということは、世の中で美味しいと言われている食べ物は、多数決で決められた「美味しい」であって、
一般的に「美味しい」といわれる食べ物も「不味い」と感じる人もいるはずです。
「美味しい」ってなんだろう…
「美味しいハンバーガーを作ろう!」なんて思ったとき、まず、「美味しい」の定義という壁にぶつかってしまったのでした…
つづく…